おいしく食べよう

『二歳。食事の時間が苦痛なように見える。一生懸命に食べない。いやいや食べている。好き嫌いが多い、と言うより、食べられるものが少ない』

おいしく食べるための、一番の秘訣は?

ズバリ、お腹を空かせて食べること!

どんなごちそうも、お腹が空いてなければおいしく食べられないでしょ?それから、運動不足だったり、寝不足だったり、どこか体調が悪かったりしたら、せっかくのご飯、おいしく食べられないでしょ?

お腹が空くってことは、元気だってこと!

空腹こそが、最高の調味料。

小さい子がお腹を空かせて、食事の支度が間に合わない、もう我慢できない!ってときは、つまみ食いさせちゃう!お腹が空いてるから、おいしく食べられるでしょ?もしかすると、あんまり好きじゃなかったものでも、お腹が空いてるときに食べてみたら、とっても美味しかった!それがきっかけで、好きじゃなかったものが大好きになったりして。

おひたしにする予定の青菜をひとつまみ、あーん、とお口に入れてあげたり、サラダになる予定のキャベツを一枚、持たせたり‥‥

つまみ食いさせられるものがなかったら、昆布か煮干しを食べさせちゃう。だし用のでじゅうぶん。パクパク食べられないから、時間が稼げるし、不足しがちなミネラル、カルシウムもついでにばっちり補給。

塩分の摂り過ぎになるんじゃないの、と心配していたお母さんがいたけど、塩だって、人間の身体にとってなくてはならない大切なミネラル。塩が足りないと、元気が出ないんだよ。とくに夏バテが激しいときには、塩分不足も疑ってみてください。そうそう、摂りすぎた塩分は排泄される仕組みなってるはずでしょう?心配し過ぎなくて大丈夫。