お茶にしましょう

『ジュースが大好きで、しょっちゅう飲みたがります。買い置きを切らすと、近所の自販機へ買いに行ってしまいます。ジュースは果物だから、たくさん飲んでも大丈夫なんだと思いますが、ジュースばかり飲んで、おしっこばかりしているような気がしてきました。ご飯はたくさん食べませんが、太っている方かも知れません』

うっかりすると、小さい子にジュースを飲ませてしまうんですが。へたすると、おっぱいの次に味を覚えたのがジュースだったりしちゃうんですが。

ジュースは、やめておきましょう。砂糖が、たくさん入っているからです。ちょっと調べればわかりますが、とんでもない量の砂糖が入ってます。

そして、ジュースに慣れてしまった子は、お茶を飲まなくなっちゃったりします。

最初から、ジュースが好きで、お茶が嫌い、なわけじゃなくて、まわりにいるおとなが、うっかりジュースを飲ませたから、ジュースに慣れてしまっただけ。ジュースに限らず、砂糖とミルクたっぷりのコーヒー、という場合もあります。おとなが飲んでいるのを分けてもらったわけですね。

ジュースは、味が濃くてハッキリしているから、ジュースを飲むようになってしまうと、味が薄くてボンヤリしているお茶より、ジュースが飲みたい、ということになるのは、まあ、あたりまえ。

食事の前にジュースを与えたりすると、それで満腹になっちゃって、ご飯が食べられなくなる。

じゃあ、一度ジュースの味を覚えてしまった子に、お茶を飲ませるようにするにはどうしたらいい?単純なことだけど、のどが渇いた頃合いを見計らって、お茶を飲ませます。熱すぎない、冷たすぎないのを。のどが渇いて飲むお茶は、美味しいでしょう?美味しくお茶を飲む経験を重ねれば、とうぜん、お茶が好きになります。

それから、家の中に、ジュースを置かないようにする。出掛けるときには、お茶を持って出掛けます。自動販売機で飲み物を買わないようにすればいいでしょう?

砂糖の摂り過ぎは、明らかに体を弱くするし、頭も弱くする。知ってたら、わざわざ弱くするようなこと、しないよね。好きなだけジュースを飲ませるのは、砂糖をどっさり食べさせているのと同じ事だ、と気が付くと、恐ろしくて出来ません。ジュースにどれぐらい砂糖が入っているのか、ちょっと調べてみてください。

おとなもついでにジュースをやめて、お茶にすると、身体は引き締まり、頭も冴えてきます。いいことばっかりだ〜!