アトピー肌用保湿ローションの作り方

アトピー肌に限りません、あらゆる乾燥肌に使えるローションを、麦飯石パウダーを使って作ってみましょう。

一時期、美肌水が流行りましたが、尿素は肌に合う人と合わない人がいるようです。使用感もべたつく‥‥まで行かないけれど、なんだかふさがるような、何かを付けている感触があり、苦手な人も少なくないようです。

アトピー肌や乾燥肌でかゆみがある場合、かゆみ止めを塗るよりも、じゅうぶんに保湿をしてあげると、カサカサが治まるとと同時にかゆみも治まりますから、ためしてみませんか?保湿をするつもりで油脂が基剤のクリームなどを塗り続けても、保湿にはなりません。皮膚を柔らかくすることで、かえって掻いてしまったときに皮膚を傷つけやすくさせる、という逆効果も経験しています。油脂類を塗るにしても、その前に保湿が肝心です。

基本は、水をちゃんと飲むことで、とくに冬の間は空気が乾燥しているのに、うっかりすると水を飲みませんから、注意が必要です。スープや鍋物も、水分補給によいです。

さぁ作りましょう

さて、麦飯石パウダーを入浴剤に使うと、アトピーのかゆみやカサカサがずいぶん落ち着いてくれるからありがたいんだけど、もう一歩すすめて、ローションを作りましょう♪

作り方は簡単。

麦飯石パウダー大さじ1を、精製水500mlに入れてよく溶かして、一晩放置しておきます。ホコリとか入らないように、フタをしておいてね。

一晩たつと、麦飯石が沈殿して、上澄みが出来ています。この上澄みの部分だけを別の容器に移します。底に沈殿した分は、かき混ぜてお風呂にでも入れましょう。

※追記その1

3日間ぐらい放っておくと、きれいな上澄みが出来ることがわかりました。500mlに大さじ1の麦飯石パウダーで、200mlの上澄みを取る感じです。

この麦飯石の上澄み液に、グリセリンを加えます。グリセリンは、上澄み液100mlあたり、小さじ1杯分。クエン酸があったら、一粒加えます。基本の化粧水の作り方のページを参照してください。クエン酸は、手元に無ければ省いても大丈夫です。

これで、基本の麦飯石ローションの出来上がりです♪

※追記その2
上澄み液に、グリセリンだけではなく、ベタインも加えてみたら、なお具合がいいようです。グリセリンとベタイン、どちらも小さじ半分ずつ、およそ5%濃度で使っていますが、合計で10%まで入れてもべたつきはそれほど気になるレベルではありませんでした。

お風呂上がりなどにパシャパシャ付けてもいいし、チズさん方式で、濡らして固く絞ったコットンにたっぷり染みこませて、気になるところにしばらく貼り付けておくのも、とても気持ちいいです。

その効果は‥‥まぁ、だまされたと思ってやってみて~。

もちろん、ふつうに化粧水としても使えます♪

市販の化粧水には保存料が添加されていますが、これには何も加えません。冷蔵庫に保存して、2〜3週間で使い切るようにしましょう。期間内であっても、万が一濁りや異臭が発生したら、使用を中止して廃棄してください。

このローションを発展させて、保湿などに効果があるとされるヒアルロン酸などの副材料を加えてみるのもおもしろいよ。

原料はマンデイムーンで、麦飯石はニコニコ堂で買えます。お友だちと共同購入いかがでしょう?市販の化粧水を買うのに較べると、そうとう安上がり、しかも無添加♪

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麦飯石の「ニコニコ堂」