スポーツクラブでコーチに怒鳴られる

『5年生の男の子です。3年生のとき、本人の希望で、地域の少年野球チームに入りました。試合があると、家族で応援に行きますが、練習は見たことがありませんでした。先日、忘れ物を届けに行ったついでに、しばらく練習を見ました。監督と、ボランティアで来てくれているコーチの人、チームメイトのお父さんですが、子どもたちを大声で怒鳴りつけ、口汚く罵声を浴びせているのでビックリしてしまいました。後で子どもに訊くと、いつもそんな感じらしいんですが、そういうものでしょうか?なんだか、野球の指導というよりも、おとなの憂さ晴らしみたいに感じて不愉快だったんですが』

あ〜。ありがちですね。程度問題だとは思いますが。

今をときめく甲野善紀さんが、子どもにスポーツをさせるときに、おとなが、自分の憂さ晴らし的に指導しているものはやめた方がいい、という趣旨のことを、どの本だったかに書かれていました。まったく、同感です。

人として尊敬するに値しない人に、指導してもらうスポーツ、ってどうなんでしょうか。スポーツクラブぐらいで、尊敬に値する、師匠と呼べる指導者と巡り会う、なんてことは期待しない方がいいんでしょうか。じゃあ、子どもがスポーツをするのは、なんのためなんでしょうか。

監督なら、ある程度は指導方法なども勉強していらっしゃるでしょうが、ボランティアのコーチとなると、その昔、その競技に親しんだことがある、善意の素人、という位置づけですよね。仕事上、脂がのってきている年代の人たちのハズだし、家庭的にも多忙を極める年頃のハズなのに、ボランティアでコーチとは、ご苦労さまですが‥‥

あれは、どうしてなんでしょうね、ほかの場面ではあり得ない、口汚い罵声でも、スポーツの指導の場面だと肯定されてしまうことがありますね。醜いですね。罵っているコーチの人にも、罵られた子どもの方にも、いいことなんかひとつもないと思うんです。たましいが汚れる、と言ったら言い過ぎでしょうか。

わたし自身は、そういうのを我慢する経験は必要はない、と考えるので、自分の子どもを、そういう場面に関わらせることは避けます。将来的に、今のコーチみたいになられるのは困りますし。

今回は、もうチームに所属しているので、他のチームメイトのお母さんと、一緒に練習を見に行く機会を作って「ちょっとコレ、ひどいよね?」と思うお母さんを集めて、練習があるときは誰かしらが見学に行って、コーチが罵声を繰り出すたびに、大きく咳払いしてみるか、または、数人でまとまって、上手に「口汚い罵声はやめて欲しい」と申し入れをするか、どちらかでしょう。

こういうの、子どもたち自身では、どうすることも出来ないでしょうから、おとなの出番ですね。せっかくですが、野球チームをやめさせることも含めて検討するのがよろしいかと思います。頑張ってください。