妄想ごっこをしよう!

子どもたちと、妄想ごっこをしませんか?小学生になれば、じゅうぶん出来るようになります。

お題は何でもいいんです。「大きくなったらどんな人になりたいか?」というお題なら、どんな服を着て、どんな家に、どんな人と住んで、何を食べて‥‥細かくこまかく、想像、というより妄想を広げていきます。

買い物に行く途中に、すれ違っただけの人について、「庭にバラのアーチが作ってあって、そこをくぐって家に入る」「家に帰ると、マルチーズが玄関に迎えに出ている、正座して」「買ってきたものを冷蔵庫にしまったら、紅茶にマーマレードを入れて飲む」など、いかにもそれらしい妄想を繰り広げてみる。

しばらく会っていないおじいちゃんが、今、何をしているか妄想してみる。ハガキを書きたくなったら書く。今年のクリスマスに、どんなプレゼントがもらえるか、真夏のうちから妄想する。

悪い想像に傾きそうになったら、大人がちょっと工夫して、楽しい空想に導いてあげる。

車で長距離を移動するときや、夜、寝る前などに、遊んでみてください。子どもの意外な一面を見たりする楽しみと、想像力のふくらませ方の練習になります。

おとなも、ふだん使わない頭を使って、一緒に楽しんで!

そして、繰り返して、細かく、楽しく妄想したことが、のちのち実現する楽しさを味わいましょう。