生理痛の解消
『三十代独身です。生理痛がひどいので、中学生の頃から、毎回、市販の痛み止めを服用しています。病院に行ったことはありません。最近になって、生理痛が冷えと関係があるということを知りました。冷えないようにすると生理痛がなくなりますか?具体的にどうすれば冷えないようになりますか?』
生理痛、ツライですよね〜。
痛み止めを飲まないと、我慢できないほど痛いんですね?もし、あまりにもひどい生理痛があるなら、子宮内膜症などの病気が潜んでいることもありますが、病院へ行ったことがないそうですから、それほどはげしい生理痛ではない、と仮定してお話ししますね。
痛いのは、困りますよね。もちろん、ご存知と思いますが、痛み止めを飲んでも、痛みを感じなくなるだけで、痛みの原因そのものがなくなるわけではありません。
痛み止めを飲むだけでは、痛みの原因は放置されることになってしまうので、身体は困ってしまうでしょう。
生理痛は、生理がうまくいかなくなっている、というシグナルであることが多いです。女性にとって、生理が順調であることは、健康状態が良い、ということとほぼ同じなので、生理がうまくいかないなら、健康状態も良くない、と考えてよいと思います。
それなら、うまくいくように手伝ってあげればいいんだ、と考えてみます。生理の状態で、全身の健康状態を知ることが出来るのですから、なかなか便利です。
あなたがおっしゃるように、冷やさないようにすることは、とても重要です。冬なら、寒いから冷えます。夏でも、30年前には特殊なものだった冷房が、今はどこへ行っても効いていますから、冷えます。冬は、寒くないように気をつけている人も、夏は、汗をかいて冷房の効いた建物に入ったりして、冬よりもむしろ冷えてしまったりします。
一年中、冷えてしまう危険がある、ということです。
冷えている自覚がなくても、冷えているかも知れません。ためしに、温めてみましょう。もし、温めて気持ちが良ければ、冷えていたんだと思います。
具体的には、
1.足湯のやり方を参考にして、きっちり足湯をしてみましょう。
2.冬は、おしゃれよりも健康優先で、パンツスタイルに。
可能ならば、ズボン下などで下半身の保温も心がけましょう。
3.砂糖や果物の食べ過ぎは身体を冷やしますから、控え目に。
4.運動不足なら、適度な運動をしましょう。
5.足先が冷えているなら、五本指の靴下を履いてみましょう。
冬なら、絹の五本指靴下に、ふつうの靴下を重ね履き。
6.蓮根、ゴボウ、人参など、身体を温めるものを食べましょう。
即効性があるのは、なんといっても足湯ですが、それだけで完全に改善していくのは難しいと思います。お薬の代わりに足湯、というわけには行かない、ということです。生活の全体を、あれこれ見直すことで、全身が健康になり、元気になるでしょう。
生理痛がなくなって元気になったら、確実に若返りますよ〜!どうしてかわかりませんが、そういうことになってるみたいです。
まずは足湯から。自分の身体は、責任を持って自分で手入れして、いたわってあげましょうね〜。だって、ほかでもない自分の身体ですから!