福島とチェルノブイリ

福島で起きた原発事故と、チェルノブイリで起きた原発事故を比較してみましょう。

地質学者早川由起夫さんのブログで、同じ縮尺で描かれた地図を見ることができます。

福島とチェルノブイリ比較

チェルノブイリ原発事故では、1平方メートル当たり148万ベクレル以上の土壌汚染地域約3100平方キロを居住禁止、同55万~148万ベクレルの地域約7200平方キロを農業禁止にしました。

文部科学省は、昨年のうちに放射線量等分布マップを作っています。

でも、チェルノブイリの場合と同じ居住禁止基準にすると、福島県内で約600平方キロが居住禁止地域になってしまうそうです。

そこで、居住禁止地域の基準をチェルノブイリの4倍の空間線量年間20ミリシーベルトにして、それ以下の地域では、避難している住民が戻れるように、除洗もして早く戻れるように、ということになったんですね。

しかも農業禁止地域というのは、まだ決められていないんですね。チェルノブイリでは、居住禁止地域の面積よりも農業禁止地域が倍以上あるのに。

旧ソビエトと日本とでは、国土の広さに圧倒的な差があるから、同じ基準は使えない、というのが政府の本音かなぁ‥‥

「汚染地域には、もう、ずっと住むことができません、農業もできませんから戻らないでください」と言うと補償が大変だから、できるだけそう言わないで、戻れますよ、って言ってるような気がする。

何万人もの人が、まだ故郷を離れて避難していて、この先どうなるかも決められないまま、もう1年が経ってしまいます。

戻らないことを選択するのは、赤ちゃんや小さい子どものいる家族が多いでしょう。なにか力になれることがあるなら言ってほしい、と思っている人がたくさんいますよー!!