赤ちゃんへの放射能の影響が心配

『東京在住で、もうすぐ1歳になる赤ちゃんを育てています。3月の原発事故で、東京に住んでいても放射能の影響があるというので不安です。水道水から放射能が検出されたときには一時的に近畿圏の実家へ避難しました。誰の言うことが本当なのか、どれぐらい危険なのかよくわからないので、また実家へ避難した方がいいのか迷っています。仕事や家族のこともあり、できればこのまま東京にとどまりたいと思っています。どれぐらい危険なのか、安全なのか判断する基準をどこに置くべきでしょう?管理人さんは何を基準にしていますか?』

どれくらい危険なのかよくわからなくて不安、とおっしゃるお気持ち、お察しします。

今の状況では、どれぐらい危険なのか、そうじゃないのか、誰が言うことがほんとうなのか、わからなくて途方に暮れるような気持ちになってしまうのも無理はないと思います。

私たちは専門家ではありませんから、放射性物質の危険性などについて、あまりにも専門的な話を完全には理解出来ないかもしれません。誤解して間違った判断をしても気付かない危険性もあります。

そういうときは、自分は、誰の言うことなら信頼するのか、という点に絞って情報を観察した方がわかりやすいと考えています。

政府や、役人や、電力会社の紐付きの大学教授、研究者の言うことは、聞くべきではないでしょう。

私が参考にしているのは、たとえば武田邦彦さん。
http://takedanet.com/

youtubeで児玉龍彦さんの発言も見てください。
http://www.youtube.com/watch?v=O9sTLQSZfwo


追記:児玉龍彦さんが金子勝さんとの対談を出版しました。
とても母親に寄り添う立場で考えておられることに感銘を受けました。
ふつうのお母さんにもよくわかる解説書になっていて、励まされます。

お二人とも専門家で、電力会社や政府の都合に合わせるのではなく、本当のことを説明しようとしてくれていると感じます。あなたもこのお二人の発言を読んで、聞いてみてください。それから、ご自分で考えてみてください。

やはり避難すると判断するなら、誰にも遠慮はいらないので、すぐにそうすればいいと思います。

とどまるとしたら、出来るかぎりの防御をしながら、心配しすぎないで暮らす方法を考えましょう。

放射線を浴びることと、放射性物質を体内に取り込んでしまうこととは分けて考えなくてはなりません。詳しくは武田邦彦さんのブログで勉強してください。一通りわかりやすく説明してくださっています。

とくに飲み水や食材について、当分の間は、気を遣いすぎるということはないでしょう。長期戦になることはわかっているので、少しでも放射性物質を取り込む量を減らすことを考えましょう。

生協は安全な食材を提供するところだと思っていましたが、理由はわかりませんが、今は政府が決めた暫定基準値を守る、と言っています。暫定基準値が正しいかどうかわからないのにです。

ですから、生協はおすすめできません。オイシックスというところが、独自に全品目を検査しているので、今のところおすすめできます。


安心食材の宅配ならOisix