寝冷えして風邪を引く

『2歳と5歳の子どもですが、寝ている間に、掛け布団を蹴ってしまい、朝起きると身体が冷たくなっていて、咳をするし、鼻水は出るし、二人で風邪を引いてばかりいます。私は隣の布団に寝ていますが、いちいち起きて布団を掛けてやればいいんでしょうが、一度寝たら朝までぐっすりなので、出来ません。子どもが布団を蹴らないように、何かいい工夫はありませんか?』

アハハ、よくありますよね、こういうこと。小学生ぐらいになると、寒くなったら自分で布団をひっぱってかぶる、ぐらいのことはたいてい出来るようになりますけどね〜。

子どもは、おおむね大人よりも暑がりなので、季節の変わり目などに、大人がちょうどいいと感じるぐらいの「掛け布団加減」だと、子どもには暑すぎることがあります。

そうすると、暑くて汗をかいて布団を蹴り飛ばすことになるので、いい具合に身体が冷えてしまい、風邪を引くことになってしまいます。

まぁ、風邪を引くのは、健康だからこそですし、たまに風邪引いて身体の棚卸しするのは悪くないんですが、あんまりしょっちゅうだと困ってしまいますね。

まず、掛けるものが多すぎないか観察して、暑くて汗をかかない程度に減らしてみる。綿毛布だけとか、薄い布団だけとか。下半身だけ掛けるとか。

せめてお腹と背中が冷えないように、腹巻きをさせてみる。

最初から、布団を蹴り飛ばす前提で、冬のパジャマにしてみる。

毛布で出来た長ーいベストみたいなのを着せる。

といったところでしょうか。

寝付くときには体温が上がって、暑くて汗をかくほどでも、しばらくして熟睡に入ると、体温が下がります。その頃合いを見計らって、子どもがよく寝てから、掛けるものを掛けてあげると、蹴り飛ばさずにおとなしく掛けていてくれますよ。でも、くれぐれも掛けすぎないでね。ちょうどいい掛け具合を、観察して見つけてくださいね〜。