私が早めの卒乳をオススメする理由

以前から早めの卒乳(断乳)をオススメしていますが、その理由を説明していなかったので、書いておきます。福島原発の事故で被ばくについても心配しなければならなくなったので、管理人は以前よりももっと早めの卒乳(断乳)を切におすすめします。

母乳は、新生児にとっては完全な栄養ですが、個人差はありますが、数ヶ月でその「栄養として」の役割を終えます。

栄養としての役割を終えてからも、赤ちゃんにおっぱいを飲ませることは母子のコミュニケーションに重要な役割を果たします。だから、2歳でも3歳でも、子供が飲みたがる限りは母乳を飲ませることを続けるお母さんもいますし、それを推奨する団体もあるようです。

ところが、良いことばかりではありません。

母乳を生産することは母体にとって大きな負担になっています。母乳は血液から作られるのですから、元々じょうぶで体力が有り余っているお母さんではなければ、慢性的な疲労感や、体力の低下による不調の原因にもなります。

子供にとっても、好ましくないことも起きてきます。

卒乳が遅くなると困る理由

補食(離乳食)が順調に進んで、食事から栄養を摂るようになっているのに、母乳を飲んでお腹がいっぱいになってしまうことがあります。そうすると食事を充分に食べられないことになります。そういうことが続くと、必要な栄養を摂ることが出来ません。

何かの理由であんまり補食を喜ばないタイプの子供では、母乳で満腹になることが、母乳以外の食べ物を覚える妨げになってしまうこともあります。この場合も、やはり必要な栄養が摂れないことになります。

一生のうちで、もっとも大きな割合で身体も頭も育つ1歳過ぎまでの時期に、必要な栄養が充分に摂れるかどうかは、その子の一生を左右すると言っても言い過ぎではありません。

一歳過ぎまでの間は、身体と頭の基礎が作られている、その時だけの大事な時期です。

タイミングを逃して、後から沢山栄養を摂らせても間に合わないのです。

よく気をつけて赤ちゃんを観察しているお母さんだと、8~10ヶ月の頃に、赤ちゃんの方から「おっぱい卒業」のサインを出しているのに気付くことがあります。

でも、お母さんも、おっぱいを飲ませるのは気持ちいいし楽しいので、なるべく長く楽しみたいような気持ちになってタイミングを逃すのが、まぁふつうです。

個人差ありますが、赤ちゃんが順調に発育していて、補食も順調に進んでいるなら、遅くとも1歳のお誕生日の頃までには卒乳、を目安にするといいでしょう。

追記

無事に卒乳したばかりのトモダチの談話をご紹介します♪
「ホント
 乳やめて 今までの自分に反省しました~
 泣けば→おっぱい になってて‥‥
 おっぱい なくなったら 子のことをちゃんとみてあげることができるようになり 絆が生まれたような
 気のせいか‥‥笑
 うふふ」

被ばくの心配については、長くなったのでページをあらためます。

バズビー博士はトンデモなのか