育児書はどれがいいでしょう
『念願の妊娠で、安定期に入りました!いろいろ気合いが入りますが、何からやればいいでしょう?まずは、今のうちに読んでおいた方がいい育児書、オススメの育児書があったら教えて下さい。』
育児書ですか〜。
えーとね、どうかな〜、育児書って要らないかもなんですが、真弓定夫先生とか、毛利子来先生とかの本を読んでおくと、常識にとらわれずに自分で考える習慣を作る、という意味で役に立つかもしれません。予防接種はどうしようか、ということとか、赤ちゃんの具合が悪そうなとき、どうしようか、とか、その時になってあわてないように読んでおくといいかもしれないです。
小児科医が説く医者いらず、クスリいらずの健康法でもね。当たり前のことですが、育児書に書いてあることがすべて正しいワケじゃありませんし、赤ちゃんはひとりひとりみんな違うので、無理矢理に育児書に当てはめるのは無理なことも、たくさん出てくると思います。
そういうとき、育児書ってあんまり意味がないんですよ。自分の目で見て、感じて、自分で考えて、判断していかなくちゃならないんですから、そういう意味では、育児書をたくさん読んで頭でっかちになっちゃうと、むしろ邪魔になってしまうことがあります。頭でっかちになって、自分で感じ取ったり判断したり出来なくなるぐらいなら、育児書なんか読まない方がいいですよ。
かつて、多くのお母さん達が「◯◯博士の育児書」を読んで影響されました。そのお母さん達が、楽しく、幸せに子育てが出来たのか、というと‥‥むしろ、育児書があったことが不幸だった場合もあるんですから、あまり一生懸命に勉強しようと思わなくて大丈夫ですよ〜。